活動報告(ブログ)

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災害から

大型台風が首都圏を直撃してからすでに10日が経過しました。千葉県ではまだまだ被害の全貌も分からず、ライフラインの復旧も大幅に遅れています。ニュースによると停電の長期化で養殖の伊勢エビやアワビが死滅したことや名産で収穫期を迎えていた梨や落花生にも大きな被害がでて、例年を大幅に下回る出荷になるとのことです。一方障害者施設でも、アイスクリーム製品を製造している施設では、停電で温度管理ができなくなったとの報告があり、また胡蝶蘭などを生産している施設では、エアコンが使えなくなり、これもおおきな打撃を被ったとのことです。

このところ地震や台風などで九州や中国地方で大きな災害が出たとの報道がありますが、まさか首都圏でこのような大規模災害があり、しかも復旧が長期化することは想定されていなかったように感じています。最近よく聞かれる「想定外」の出来事が頻繁に起こることにどのような対策を講じればいいのか悩むところです。

もし奈良でこのような事態が生じたときに、自家発電の設備はどうなっているのか、水道が止まった時に飲み水や生活用水はどうすればいいか、屋根が破壊された家屋で修理できるまでどのような暮らしができるのか、また病気によっては日々の治療が必要な方もいるので、医療機関の復旧までどのように対応すればいいのかと事前に想定することは多々あります。ぷろぼのでは新大宮本部に数トンの生活用水を備蓄していますが、発電装置やその他の食料品や衣料、寝具はまったく足らないのが現状です。

また、我が家でも災害対策としては、少しの飲料水と缶詰などの備蓄しかしていないのが現状です。仮に電気と水道が止まり、屋根がなくなる被害があるとたちまち大混乱になります。人は自然に対して無力であることは十分にわかっていても、いつのまにか科学技術を過信し、公共工事などの対策があればどうにかなるとの期待を抱いてしまいます。“私だけは大丈夫”との神話を意味もなく妄信しています。

福祉施設は災害時の一時避難施設の役割を担っています。障害がある方が一時的に非難し過ごすことができる場に指定されています。それでも制度として備蓄品の量や設備環境に詳細な規定はないので、自主基準を定めて対策を講じるしかありません。ただ私どもだけでできることなど知れていますので、このような機会から地域の福祉施設との連携を日ごろからしておくことで災害時に迅速な対応ができると考え準備を進めていきます。

サービス紹介

放課後等デイサービス

中高生のうちから将来の自立や就労に備えたい方に向けて、パソコン操作、ソーシャルスキルトレーニング、体幹トレーニング、創作活動の4つのプログラムを通じて、表現力や自己理解を深めながら、自立に向けた力を育てる機会を提供しています。

相談支援

どの支援が自分に合っているのかを知りたいご本人やご家族に向けて、幅広い福祉サービスを一貫して運営する強みを活かし、実績ある専門職が連携。制度の仕組みを丁寧に整理し、就労や生活支援への安心できるスタートを支えています。

自立訓練(生活訓練)

就労や自立に向けて、生活面の力を整えたい方へ向けた支援です。生活リズムの安定、対人関係の練習、金銭管理や買い物など、日常生活に必要な力を身につけるプログラムで、個別支援計画に基づき、自分のペースで「できること」を増やしながら次のステップへつなげていきます。

就労移行支援

「働く力を身につけたい」「就職をめざしたい」と考える方に向けて、IT、ビジネスマナー、企業実習などを通して就職に向けた力を段階的に育てるプログラムです。希望や特性に合わせて訓練をカスタマイズし、独自の支援ツールを活用しながら、自分らしい働き方を一緒に見つけていきます。

就労継続支援(A型/B型)

仕事の経験を積みたい、自分のペースで働き続けたい方に向けて、PC解体、在宅作業、バーチャル業務など特性に応じた多様な働き方を提供しています。作業を通じてスキルや役割経験を積み重ねることで、社会参加や次のステップにつながる土台づくりを支援します。

就労定着支援

働き始めたあとも安定して働き続けたい方に向けた支援です。心身や環境の変化に応じた定期面談や企業連携、関係機関との情報共有などを通じて、継続的なサポートを提供しています。

就労選択支援

就職を目指したいが、「どの支援が自分に合っているのか分からない」という方に、就労移行支援・継続支援・生活訓練など、就労につながる複数の制度を比較し、特性や希望に応じた進路を一緒に検討します。
それぞれの特徴や違いを丁寧に整理しながら、“はたらく”への最適なスタートを導きます。

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