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プロボノプレス第25号

6月は「水無月」といいます。
梅雨の時期なのに「水の無い月」とは?と調べてみると、
「無」というのは「の」という連体助詞だそうです。

つまり「水無月」は「水の月」ということで、季節がら、田植えが終わって、田に
水を張るところから、「水の月」が「水無月」と呼ばれるようになったようです。

お米に「水」や「お天道さま」が必要なように、人には「支援」や「理解」が必要です。
特に障がいのある方には、支援や補助、理解や見守りという関わりが必要となります。

障がい福祉事業を行う中で、我々職員が、障がいのある方々にとっての「水」や
「お天道さま」となれるよう日々取り組んでまいりたいと思っています。

梅雨の時期となりました。皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。
今月のプロボノプレスをお届けいたします。

プロボノプレス25号の内容
●プログラミング教室を開催しました
●就職支援セミナー「訓練や日常での食中毒について」開催
●スコラ☆カレー選手権で楽しいひとときを
●連載 職業訓練の取り組み……利用者アンケート
●連載 働く場の取り組み………利用者アンケート
●施設見学説明会……6月、7月

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プログラミング教室を開催しました
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5月28日(土)「またまた!ロボットを動かそう!」と題して、プログラミング教室
を開催しました。

冒頭は、スコラ生駒・スコラ大和八木から参加した生徒の皆さんと人型ロボット
ペッパーとのコミュニケーション。
会話が噛み合ったり、噛み合わなかったりで大盛り上がり!

その後、体験2回目となるプログラミング。
少しとまどいながらも、前回の経験を活かし、
新しいプログラムを取り入れたロボコンレースで、またまた盛り上がりました。

プログラミングは、自分の意図を実現するための手順を論理的に考える思考力を
育むものとして、平成24年度から中学校では必修科目となっており、平成32年度
には小学校での学習指導要領で義務づけられる動きとなっています。

ぷろぼのでは「論理的思考力」を鍛えるところに着目、訓練の場に導入すると
ともに、新しい働き方の提案につなげていきたいと考えています。

次回は、6月25日(土)10:00~12:00(場所:新大宮事業所)での開催を予定しています。

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就職支援セミナー「訓練や日常での食中毒について」開催
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6月の就職支援セミナーでは、梅雨時を迎えることから、「食中毒」への意識
を高めることを目的に「訓練や日常での食中毒について」と題して、奈良市
保健所生活衛生課・山口様を講師にお招きし、ご講演をいただきました。

食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「殺菌する」に基づく、
分かりやすいご説明に加え、時期は異なりますが「ノロウィルス」についても
ご説明いただき、理解が深まりました。

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スコラ☆カレー選手権で楽しいひとときを
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スコラ☆カレー選手権を開催しました。

スコラに通う生徒さんたちが4チームに分かれて、買い物から調理までに挑戦。
保護者の方には、ボランティアについていただきました。

包丁が使えない人でもできるように、フードプロセッサー、すりおろしやスライサー
を駆使して3種類のカレーとタンドリーチキンを作りました。

カレーは、ツナとキャベツのカレー、カンタンキーマカレー、パラクパニール
(ほうれんそうとチーズのカレー)。それぞれ美味しくできあがり、完食!

生活スキルとして、レシピを見て自分たちで必要なものを買い物し、料理できる
ようになることが狙いだったのですが、目標以上の成果があったと思います。

今後もいろいろな体験をできる機会を設け、さまざまなスキルを身につけて
いただけるようにしたいと考えています。

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【連載】職業訓練の取り組み ・・福祉から企業へのバトンタッチのために・・
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「利用者アンケート」

訓練の場の利用者の皆さまを対象に、平成27年度利用に関するアンケートを
実施しました。以下にいくつかの項目を抜粋します。

▼訓練の評価……役に立つ87%
        (役に立つ46%+これから役に立つと思う41%)
 総じて、役に立つと理解いただいている方が多いですが、この評価は訓練が
 進むにつれて高まっていきます。

▼実習の評価……役に立つ73%
        (役に立つ34%+これから役に立つと思う39%)
 実習の目的や意味を理解するも、就職との結びつきがイメージできていない
 ことが、評価に表れています。
 就職が意識づけされてくると、この評価は高まっていきます。

▼障がいの自己理解
 障がい名や障がいの症状、苦手なことは、利用者の大半の方は言うことが
 できますが、利用者の半数以上の方が、「困ったときの対応策」または
 「必要な支援・配慮事項」が分からないという結果でした。
 自己理解を深める支援の取り組みをさらに深めていく必要があります。

その他のアンケート項目をふまえ、訓練・支援の改善に取り組んでまいります。

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【連載】働く場の取り組み
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「利用者アンケート」

働く場の利用者の皆さまを対象に、平成27年度利用に関するアンケートを
実施しました。以下にいくつかの項目を抜粋します。

▼仕事の満足度……満足92%
         (満足37%+まあまあ満足55%)
 満足の理由として「仕事での配慮がある」「仕事が面白くやりがいがある」
 「職場の雰囲気がいい」「知識・技術が身につく」「成長できる」「ストレス
 が少ない」などが多く、長く働き続けるための大事な要素であることを確認
 しました。

▼今後の働き方について
 「ぷろぼのでずっと働き続けたい」と答えた方が最も多く、次に「いずれ
 A型スタッフになりたい」「いずれ正職員になりたい」とステップアップ
 を目指している方も多い結果でした。
 また「いずれは転職したい」と考えている方も、約3分の1おられることが
 分かりました。
 今後はその意向の背景をしっかりとらえ、希望に応じた支援を整備できる
 ようにしていきたいと思います。

その他のアンケート項目をふまえ、仕事・職場環境の向上と支援の改善に取り
組んでまいります。

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【見学会のご案内】
見学・説明会は、働きたいと思っている障がい者の支援をされている
関係者様や企業様に向けた取り組みです。

具体的な訓練、就労に至るまでのステップ、就職への支援内容のご紹介と皆様で
意見交換を予定していますので、ぜひご参加ください。

「現在障害者手帳は持っていないけれど、発達障害かもしれない」
「障害があるかどうかわからないが、とりあえず相談したい」

といった方の場合も、どうぞお気軽にお越しください。

▼6月
生駒事業所    6月21日(火) 14:00~16:00
大和八木事業所  6月15日(水) 13:30~15:30
ITセンター榛原  6月17日(金) 13:30~15:30
高の原事業所   6月28日(火) 13:30~15:30
新大宮事業所   6月23日(木)/24日(金) 13:30~15:30

▼7月
生駒事業所    7月19日(火) 14:00~16:00
大和八木事業所  7月20日(水) 13:30~15:30
ITセンター榛原  7月15日(金) 13:30~15:30
高の原事業所   7月26日(火) 13:30~15:30
新大宮事業所(※) 7月20日(水)/21日(木)/22日(金) 13:30~15:30
→※7月より新大宮事業所の見学会は、ぷろぼの福祉ビルにて実施します。

お問い合わせ先 TEL 0742-81-7032 担当:事務局
https://probono.vport.org/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%81%9B/

サービス紹介

放課後等デイサービス

中高生のうちから将来の自立や就労に備えたい方に向けて、パソコン操作、ソーシャルスキルトレーニング、体幹トレーニング、創作活動の4つのプログラムを通じて、表現力や自己理解を深めながら、自立に向けた力を育てる機会を提供しています。

相談支援

どの支援が自分に合っているのかを知りたいご本人やご家族に向けて、幅広い福祉サービスを一貫して運営する強みを活かし、実績ある専門職が連携。制度の仕組みを丁寧に整理し、就労や生活支援への安心できるスタートを支えています。

自立訓練(生活訓練)

就労や自立に向けて、生活面の力を整えたい方へ向けた支援です。生活リズムの安定、対人関係の練習、金銭管理や買い物など、日常生活に必要な力を身につけるプログラムで、個別支援計画に基づき、自分のペースで「できること」を増やしながら次のステップへつなげていきます。

就労移行支援

「働く力を身につけたい」「就職をめざしたい」と考える方に向けて、IT、ビジネスマナー、企業実習などを通して就職に向けた力を段階的に育てるプログラムです。希望や特性に合わせて訓練をカスタマイズし、独自の支援ツールを活用しながら、自分らしい働き方を一緒に見つけていきます。

就労継続支援(A型/B型)

仕事の経験を積みたい、自分のペースで働き続けたい方に向けて、PC解体、在宅作業、バーチャル業務など特性に応じた多様な働き方を提供しています。作業を通じてスキルや役割経験を積み重ねることで、社会参加や次のステップにつながる土台づくりを支援します。

就労定着支援

働き始めたあとも安定して働き続けたい方に向けた支援です。心身や環境の変化に応じた定期面談や企業連携、関係機関との情報共有などを通じて、継続的なサポートを提供しています。

就労選択支援

就職を目指したいが、「どの支援が自分に合っているのか分からない」という方に、就労移行支援・継続支援・生活訓練など、就労につながる複数の制度を比較し、特性や希望に応じた進路を一緒に検討します。
それぞれの特徴や違いを丁寧に整理しながら、“はたらく”への最適なスタートを導きます。

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