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プロボノプレス第30号

11月は、職業能力開発促進月間です。昭和45年11月に、アジアで初めての技能
五輪国際大会が日本で行われたことを記念して、毎年11月を「職業能力開発促進月間」
と定め、月間中は人材育成の推進を目指し、職業能力開発に関するさまざまな取組みが
全国で行われます。
 障がいのある方を対象とした全国障害者技能競技大会「アビリンピック」もその取組
みの一つです。今年は、10月28日~30日、山形においてアビリンピック全国大会
が開催されました。
 ぷろぼのからは奈良県大会で金賞を受賞した生駒事業所の利用者さん3名が参加、受
賞は叶いませんでしたが、思う存分日頃の力を発揮されていました。奈良県からは、奈
良県立高等養護学校から出場された方が、ビルクリーニングの部門で銀賞を受賞されま
した。すごいことだと思います。
 切磋琢磨して築き上げた力を競技会で競い合う、その挑戦意欲や向上心というものに
は驚かされます。そしていつも思うのは、「障がいの有無って何だろう」ということ。

 12月に入ると、「障害者週間」(12月3日から12月9日までの1週間)が始まり
ます。 国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者
が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを
目的としています。いわゆる、共生社会の実現です。

 共生社会の実現に取り組むことは、素晴らしいことだと思います。障がいのある人も
ない人も共に生きる社会が共生社会。ただ、根っこにあるのは、この人は障がいのある
人、この人は障がいのない人という区別です。
 共生社会という言葉すらない社会をつくろう!と主張されている方がいらっしゃると
伺っています。その社会には、障がいの有無という観念も、障害という言葉すらないの
です。究極は、そういう社会の実現が理想なのでしょうね。
 障害者週間を迎えるにあたり、「障がいについて」いろいろ考えてみたいと思います。

 ※アビリンピックは、全国障害者技能競技大会のことで、アビリティ(能力)とオリ
ンピックを合わせた造語です。
  障がいのある方が就職して自立するという考え方を広めるとともに、雇い主や社会
全体に理解してもらうことを目的に開催されています。
  昭和47年から開催されていて、山形大会が36回目となります。

 あざやかな紅葉の季節となりました。 皆さまにおかれましては、いかがお過ごしで
しょうか。今月のプロボノプレスをお届けいたします。

プロボノプレス30号の内容
● ぷろぼのが参加したいろいろなイベントを紹介します。
● イベントニュース「親亡き後のライフプラン」
● 連載 職業訓練の取り組み・・・集団行動を意識する
● 連載 働く場の取り組み・・・・
● 施設見学説明会・・・11月、12月

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ぷろぼのが参加したいろいろなイベントを紹介します。
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今回は、「ぷろぼのは、こんなイベントに参加しました。」というテーマで、いくつ
かのイベントを紹介します。

◆「エコフェスタinかしはら2016」に出店しました。
 10月22日に、橿原市で開催された「エコフェスタinかしはら2016」に
 大和八木事業所から出店、よもぎクッキー、よもぎケーキ、よもぎ風呂、よもぎ
 茶等の販売を行いました。
 本フェスタは、エコライフかしはらが、地域住民と「環境」を考えるキッカケづ
 くりとして、年1回開催しているイベントです。
 ぷろぼのは、地域活動の一環として、この「エコライフかしはら(橿原市温暖化
 対策地域協議会)」に参加しています。

◆「うだ産フェス・2016」に出店しました。
 10月29日~30日に、宇陀市で開催された「うだ産フェスタ・2016」に
 「宇陀市障害者地域自立支援協議会・暮らし部会」として、ITセンター榛原か
 ら出店、よもぎ茶とよもぎ風呂の販売とぷろぼのの紹介を行いました。

◆「いこいこまつり」に参加しました。
 11月5日に、生駒市で開催された「いこいこまつり」に、生駒事業所からPC
 スロットのお店で参加しました。
 障がいのある方が、忙し気に、でも楽しくお店を切り盛りされていました。

◆「第23回菟田野人権フェスティバル」に出展しました。
 11月6日に、宇陀市で開催された「第23回菟田野人権フェスティバル」に出
 展、プログラミングソフト「Scratch」の体験会を行いました。
 参加してくれた子ども達は、「Scratch」を駆使して、キャラクターを動かしたり、
 好きなキャラクターや好きな背景を選んだり、とても楽しそうに遊んでいました。

これらイベントは、日々、一般就職に向けて訓練に励んでおられる利用者の方々に、
地域の方々と接していただく機会を設けること、イベントに参加することで自分の
役割を担っていただくこと等を目的に行っています。

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イベントニュース「親亡き後のライフプラン」
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「親亡き後のライフプラン~親が元気なうちにやっておける手続きと金銭観管理 」
が、開催されます。

 日時:平成28年 11月27日(日)13:00~16:10
 場所:北コミュニティセンターISTAはばたき(生駒市上町1543番地)
 講師:鹿野 佐代子氏(大阪府障害者福祉施設職員)
 主催:一般社団法人 無限
 共催:社会福祉法人 ぷろぼの 生駒事業所
 後援:生駒市、生駒市教育委員会

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【連載】職業訓練の取り組み ・・・・・・福祉から企業へのバトンタッチのために・・・・・・
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集団行動を意識する
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働くうえで必要なスキルに「社会性」があります。
自己中心にならず、グループにおける自分の役割を認識し、グループのために
自分が出来ることに取り組む。相手の良いところを認め合い、引き出し合う。
この社会性を伸ばすことに、課題を抱えている人がいます。
訓練の場では、この課題を克服することを目的にグループワークを行いますが、
時に、イベントとして、より意識づけることを行います。
11月12日(土)、ぷろぼの福祉ビルで、「ドミノ倒し大作戦!」と銘打って
ドミノイベントを行いました。
各事業所の利用者の皆さんが、どのようなドミノとするかを考え合い、だれが
どの役割を担うかを相談し合い、そして本番を迎え、見事なドミノを完成され
ました。(各事業所のドミノをつなぎ合わせ、ぷろぼのが一体となったドミノ
が出来上がりました。)
みんなで喜びを分かち合えたことが、集団行動を意識して取り組んだ結果であ
ることを理解し、グループのために自分が出来ることに取り組む大切さが徹底
できた場になったものと思います。

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【連載】働く場の取り組み
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天平文様
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正倉院展が例年のように開催されていたころ、メディアに「天平文様」をあし
らった衣服の紹介記事が載りました。
その記事にも掲載されていたのが、ぷろぼので取り扱っている「天平文様」を
使った「なら語り 大人の名刺」や「ふろしき」です。
これら商品は、「Proide」という障がいのある方が働く場で、製作しています。
古都奈良にふさわしい悠久の風情あふれる「大人の名刺」「ふろしき」を是非、
お買い求めください。
 URL:http://naragatari.shop-pro.jp/

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【見学会のご案内】
見学・説明会は、働きたいと思っている障がいのある方や保護者の方、また支援を
されている関係者様に向けた取り組みです。
具体的な訓練、就労に至るまでのステップ、就職への支援内容のご説明や見学及び
皆様での意見交換も予定していますので、ぜひご参加ください。
「現在障害者手帳は持っていないけれど、発達障害かもしれない」、「障害があるか
どうかわからないが、とりあえず相談したい」といった方の場合も、どうぞお気軽
にお越しください。

生駒事業所    11月15日(火)14:00~16:00
大和八木事業所  11月16日(水)13:30~15:30
ITセンター榛原 11月18日(金)13:30~15:30
高の原事業所    11月22日(火)13:30~15:30
新大宮事業所    11月24日(木)、25日(金)13:30~15:30

生駒事業所    12月20日(火)14:00~16:00
大和八木事業所  12月21日(水)13:30~15:30
ITセンター榛原 12月16日(金)13:30~15:30
高の原事業所    12月27日(火)13:30~15:30
新大宮事業所    12月22日(木)、26日(月)13:30~15:30

新大宮事業所の見学会は、ぷろぼの福祉ビルにて実施します。

お問い合わせ先  TEL 0742-81-7032 担当:事務局
https://probono.vport.org/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%81%9B/

サービス紹介

放課後等デイサービス

中高生のうちから将来の自立や就労に備えたい方に向けて、パソコン操作、ソーシャルスキルトレーニング、体幹トレーニング、創作活動の4つのプログラムを通じて、表現力や自己理解を深めながら、自立に向けた力を育てる機会を提供しています。

相談支援

どの支援が自分に合っているのかを知りたいご本人やご家族に向けて、幅広い福祉サービスを一貫して運営する強みを活かし、実績ある専門職が連携。制度の仕組みを丁寧に整理し、就労や生活支援への安心できるスタートを支えています。

自立訓練(生活訓練)

就労や自立に向けて、生活面の力を整えたい方へ向けた支援です。生活リズムの安定、対人関係の練習、金銭管理や買い物など、日常生活に必要な力を身につけるプログラムで、個別支援計画に基づき、自分のペースで「できること」を増やしながら次のステップへつなげていきます。

就労移行支援

「働く力を身につけたい」「就職をめざしたい」と考える方に向けて、IT、ビジネスマナー、企業実習などを通して就職に向けた力を段階的に育てるプログラムです。希望や特性に合わせて訓練をカスタマイズし、独自の支援ツールを活用しながら、自分らしい働き方を一緒に見つけていきます。

就労継続支援(A型/B型)

仕事の経験を積みたい、自分のペースで働き続けたい方に向けて、PC解体、在宅作業、バーチャル業務など特性に応じた多様な働き方を提供しています。作業を通じてスキルや役割経験を積み重ねることで、社会参加や次のステップにつながる土台づくりを支援します。

就労定着支援

働き始めたあとも安定して働き続けたい方に向けた支援です。心身や環境の変化に応じた定期面談や企業連携、関係機関との情報共有などを通じて、継続的なサポートを提供しています。

就労選択支援

就職を目指したいが、「どの支援が自分に合っているのか分からない」という方に、就労移行支援・継続支援・生活訓練など、就労につながる複数の制度を比較し、特性や希望に応じた進路を一緒に検討します。
それぞれの特徴や違いを丁寧に整理しながら、“はたらく”への最適なスタートを導きます。

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