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人型ロボット「Pepper」との出会いと支援

ぷろぼの就労継続支援B型事業所の3Rマテリアルセンターでは、人型ロボット「Pepper」を活用した障がい者就労支援を行っています。今回はPepperを活用した「アバター就労」を始めたきっかけや今後の展望についてお話します💭

2017年当時、ソフトバンクグループ(株)のPepper社会貢献プログラム「ソーシャルチャレンジ」へ応募し、障碍者就労支援への活用プランが採用。3年間無償貸与の条件で10体のPepperが来てくれました。3年経過後も高い評価を頂き、追加で4体。現在14体のPepperとともに、障がい者就労支援を行っています。

2019年に陽子さん(仮名)という女性と出会いました。彼女は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症されていましたが、就労に意欲的で「障がいがあっても働ける方法はないか」と3Rマテリアルセンター長へご相談を頂きました。法人でも彼女が働ける方法を模索し、様々な課題と直面しながらも、Pepperを用いた遠隔操作で「はたらく」を実現することに成功しました。

実際に、株式会社あしすと阪急阪神様の1階にて、Pepperの遠隔操作で接客業務を実施しました。さらに、これまで合計11の企業・団体・教育機関・医療機関で導入頂き、外出が困難な方々への新しい就労方法を支援しています。

近年、Pepperをはじめ、遠隔操作を用いたツールや画面越しでもコミュニケーションをとれるツールが進化してきています。私たちはこれからも最先端技術を活用して、外出が困難な方でも外でコミュニケーションが取れたり、「はたらく」を実現出来るよう、全力でサポートをしていきます!

↓↓ Pepperを用いた遠隔操作での接客業務の様子

サービス紹介

放課後等デイサービス

中高生のうちから将来の自立や就労に備えたい方に向けて、パソコン操作、ソーシャルスキルトレーニング、体幹トレーニング、創作活動の4つのプログラムを通じて、表現力や自己理解を深めながら、自立に向けた力を育てる機会を提供しています。

相談支援

どの支援が自分に合っているのかを知りたいご本人やご家族に向けて、幅広い福祉サービスを一貫して運営する強みを活かし、実績ある専門職が連携。制度の仕組みを丁寧に整理し、就労や生活支援への安心できるスタートを支えています。

自立訓練(生活訓練)

就労や自立に向けて、生活面の力を整えたい方へ向けた支援です。生活リズムの安定、対人関係の練習、金銭管理や買い物など、日常生活に必要な力を身につけるプログラムで、個別支援計画に基づき、自分のペースで「できること」を増やしながら次のステップへつなげていきます。

就労移行支援

「働く力を身につけたい」「就職をめざしたい」と考える方に向けて、IT、ビジネスマナー、企業実習などを通して就職に向けた力を段階的に育てるプログラムです。希望や特性に合わせて訓練をカスタマイズし、独自の支援ツールを活用しながら、自分らしい働き方を一緒に見つけていきます。

就労継続支援(A型/B型)

仕事の経験を積みたい、自分のペースで働き続けたい方に向けて、PC解体、在宅作業、バーチャル業務など特性に応じた多様な働き方を提供しています。作業を通じてスキルや役割経験を積み重ねることで、社会参加や次のステップにつながる土台づくりを支援します。

就労定着支援

働き始めたあとも安定して働き続けたい方に向けた支援です。心身や環境の変化に応じた定期面談や企業連携、関係機関との情報共有などを通じて、継続的なサポートを提供しています。

就労選択支援

就職を目指したいが、「どの支援が自分に合っているのか分からない」という方に、就労移行支援・継続支援・生活訓練など、就労につながる複数の制度を比較し、特性や希望に応じた進路を一緒に検討します。
それぞれの特徴や違いを丁寧に整理しながら、“はたらく”への最適なスタートを導きます。

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