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新・学びの手順

奈良の月と紅葉の朱を楽しいんでいましたが、もう師走なのかと、1年の短さを嘆いています。今年は珍しく冬野菜も順調に育ち、蕪は真っ白で大きな球になり、白菜も鍋料理に最高の色合いと水水しさになっています。毎土曜日は畑で土お越しや追肥、収穫の作業をしますが、狭い畝間を中腰なので筋肉痛は数日に及びますが、いい汗にしてぼちぼちやっています。野菜は手を尽くすとその分だけ、必ず実りで返してくれますので、楽しみも広がります。

先月末に衆院議員選挙がありました。福祉は国の社会事業の重要な政策になりますので、いつも各政党の方針から課題や対策を知るようにしています。その際に気になることは、医療や教育については、「医療」や「教育」の言葉が使われますが、福祉分野はなぜか「介護」の言葉が使われます。政治家の皆さんが福祉=介護と認識されているかのように限定した発言をされますので、介護は福祉の一分野なので、改めて「福祉」による障害者福祉や児童福祉を伝えることも私たちの役割だと感じています。

新型コロナの感染者数が相当少なくなっています。全国で1日に数千人の感染者数が報じられて、わずかな期間で100名ほどになり、最近は感染者数ゼロ人の地域も増えてきています。奈良も同様に少なくなりましたので、直接、他人とお会いする機会を増やしています。コロナ禍でオンラインの利便性を学びましたので、この良さ活用すると共にリアルな他人との出会いも併用することの大切さを感じています。

障害者の就労支援もコロナ禍で利用者の要望が変わってきています。従来の訓練を主体にした支援から、実践で仕事を体感してできることを増やして、それを基本に他の業務もできるようになりたいと考える方が増えています。基礎から課題や実践の学びの手順が逆になり、課題や実践学習をして具体的な働くイメージを作り、その後に基礎学習に取り組む手順や、また基礎学習や課題学習はSNSやICTで対処して、言葉の意味や必要性を理解して、すぐに実践や応用学習をすることで、結果としては総合力を持つ近道になるとの考え方です。DX化で教育や訓練の手順の再検討が必要になっています。

サービス紹介

放課後等デイサービス

中高生のうちから将来の自立や就労に備えたい方に向けて、パソコン操作、ソーシャルスキルトレーニング、体幹トレーニング、創作活動の4つのプログラムを通じて、表現力や自己理解を深めながら、自立に向けた力を育てる機会を提供しています。

相談支援

どの支援が自分に合っているのかを知りたいご本人やご家族に向けて、幅広い福祉サービスを一貫して運営する強みを活かし、実績ある専門職が連携。制度の仕組みを丁寧に整理し、就労や生活支援への安心できるスタートを支えています。

自立訓練(生活訓練)

就労や自立に向けて、生活面の力を整えたい方へ向けた支援です。生活リズムの安定、対人関係の練習、金銭管理や買い物など、日常生活に必要な力を身につけるプログラムで、個別支援計画に基づき、自分のペースで「できること」を増やしながら次のステップへつなげていきます。

就労移行支援

「働く力を身につけたい」「就職をめざしたい」と考える方に向けて、IT、ビジネスマナー、企業実習などを通して就職に向けた力を段階的に育てるプログラムです。希望や特性に合わせて訓練をカスタマイズし、独自の支援ツールを活用しながら、自分らしい働き方を一緒に見つけていきます。

就労継続支援(A型/B型)

仕事の経験を積みたい、自分のペースで働き続けたい方に向けて、PC解体、在宅作業、バーチャル業務など特性に応じた多様な働き方を提供しています。作業を通じてスキルや役割経験を積み重ねることで、社会参加や次のステップにつながる土台づくりを支援します。

就労定着支援

働き始めたあとも安定して働き続けたい方に向けた支援です。心身や環境の変化に応じた定期面談や企業連携、関係機関との情報共有などを通じて、継続的なサポートを提供しています。

就労選択支援

就職を目指したいが、「どの支援が自分に合っているのか分からない」という方に、就労移行支援・継続支援・生活訓練など、就労につながる複数の制度を比較し、特性や希望に応じた進路を一緒に検討します。
それぞれの特徴や違いを丁寧に整理しながら、“はたらく”への最適なスタートを導きます。

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